治療記

頚椎症患者が250ccバイクに乗れるようになるまで。欲しいバイクができました

頚椎症を患ってからというもの、乗り物全般から遠くなっていました。

最近では車の運転もちょくちょくできるようになってきたのですが、バイクは原チャの短距離移動のみです。やはり首背中腰が痛いですからね。

でも、日に日に体が回復してきているのがわかります。亀の歩み、ミリ単位の回復スピードですが、以前よりも確実に乗り物の乗車時の痛みが小さくなってきました。

そこで復活したのがバイク熱です。

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頚椎症だってバイクに乗りたい!

私は元々中免を持っていたので、50cc~400ccまで幅広くバイクに乗っていました。ツーリングも趣味だったので、ちょくちょく伊豆半島や富士山方面などに出かけていました。

しかし首ヘルニアが発症してからはバイクからはすっかり遠のいてしまいました。バイクの前傾姿勢は首ヘルニア患者には相当きつく、もう一生バイクには乗れないのだ…と思っていました。

ところが最近は奥さんの乗っている原チャなら、ごく短距離なら乗れることが分かりました。以前は短距離でも首に激痛でしたので、全く乗ることはできなかったのですが、筋トレを始めトレーニングを地道にやるようになってから、少しずつカラダの根本が改善されてきたようです。

 

久しぶりにバイクのカタログをネットで見てみました。およそ5年ぶりでしょうか。色々なバイクを見ているうちに、すっかりバイクに乗りたくなりました。また以前のように景色の良いところにバイクで行きたい。風を切りたい。そんなことを考えていたらどうしようもなくワクワクしてきて、すっかり元気になりました。

やっぱり俺はバイクが好きなんだなぁと思いました。

頚椎症になってから車を手放してしまったので足が無い生活を送ってきましたが、公共交通機関の移動はお酒などが飲めて良い面がある一方、自由さとは無縁の縛られまくりの手段でした。だから日常で好きな時にフラッと使える足が欲しいな。今は車もないし、どうせなら250cc以上のバイクが欲しいな。そんなことを考えるようになりました。

車を持っていると、どうしてもバイクには乗らなくなってしまいます。※経験有りです。バイクは長時間乗らないとすぐにダメになってしまう乗り物ですから、言ってしまえば今がバイクに乗るチャンスです。

 

今欲しいと思っているバイクは、もうすぐデビューと噂のスズキ・Vストローム250です。こいつは250ccという軽二輪でありながら、本格アドベンチャーツアラーです。

大型パニアケースなども付けられるので、これ一台あればたびに行くことができます。首の痛みが怖いですが、精神的に元気になることがまずは重要だと思っているので、なんでもチャレンジしていきたいです。

思えば、「頚椎症になってしまった…」と絶望しながら見上げた、悲しいほど青かった空が懐かしいです。あの時はまさか自分が再びバイクに乗れるようになるなんて思っても見なかった。人間のカラダって凄いなぁ、たくましいなぁと思うばかりです。

 

もう昔のように完全無痛で乗ることは難しいかもしれませんが、日帰りツーリングぐらいなら耐えられるかもしれません。絶望の淵でさまよっているよりは、よほど健康的だと思います。

 

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